Blogブログ
四條畷市長選挙:1月15日投開票
2017/01/14
今週は、現職市長である土井一憲(どいかずのり)候補の応援に参加しています。大阪維新の会が掲げる身を切る改革を実行し、広域行政の推進、子育て世代への投資など、この4年間で四條畷市に確実に変化をもたらしている改革派市長です。橋本和昌府議会議員をはじめ、大阪維新の会からも多くの議員が応援にかけつけています。
土井市長は、真っ直ぐで正義感が強く、抜群の行動力もあり、ボランティアスタッフに対しての気遣いもある人間味あふれる方です。私からしたら父親世代になりますし、とても頼り甲斐のある芯の強さを学ばせて頂きました。
ご縁を頂いたからには、しっかりと応援したいと思います。
今回の選挙は、大阪維新とも連携する改革派現職市長「土井がずのり」さんと、28歳の新人候補「あずま修平」さんの一騎打ち。
私も自分自身が若手の新人政治家としてベテラン現職代議士にチャレンジしていく立場ですから、私よりも8つも歳の若い候補者の出馬に対する志と覚悟に、心から敬意を評しています。
しかし、土井市長は新たな取り組みに果敢にチャレンジしている改革派市長。各地の若い新人候補の多くが争点に持ってくる硬直した現状と既得権益を打破するというメッセージは、改革派市長に対して投げかけるには説得力に欠けます。
新人候補は「市民不在の政治」を変えたいというメッセージを掲げていますが、現職市長として「駅に立ち、街を歩き、何事も現場に赴いて生の声を聞くという活動を実践し続け、お一人お一人のお声を聞き、お一人お一人に訴えかける」という政治姿勢を貫いてこられた土井市長は、むしろ「市民との対話を重視する政治家」であり、全く訴求力に欠けるメッセージかと思います。
また、新人候補は小学校の統廃合の問題も争点として的を絞ってきています。反対派の意見も理解できる部分はありますが、教育立国を目指すべき日本の義務教育の在り方を大局的に考えたとき、むやみに感情論に任せた反対は避けるべきです。
なんでも反対していればいい共産党ならまだしも、是々非々の姿勢を軸とした政治の王道をいくなら、義と利のバランスをとった大局的判断が求められるのではないでしょうか。
私もこれを機に、四條畷市政の一端を勉強させて頂きました。
これまで続いてきたものをやめたり、多くの人の想いが詰まったものを無くさなければならないとき、人の感情は必ずネガティヴに働くもの。「あなたの卒業した学校が無くなっていいんですか?」と問われれば、多くの人は「残したい」と言うでしょう。これが人の感情というものです。しかし、一時的なセンチメントに流され、大局を俯瞰できなければ、政治も経営も新しい未来を切り開くことはできません。どんな問題にも、賛成派と反対派が存在します。本当に将来世代に必要なことは何かを考え抜き、決まった正解がない中で悩みながらも決断していくことこそが政治の役割であります。
日本の民主主義とグローバル資本主義は、どうしても局所的かつ短期的な目線に偏ってしまう傾向があります。大局をみて、長期的な目線で捉えなければ、新しい時代の制度設計は絶対にうまくいきません。
自分達の街を良くしていくためには、全世代の市民が政治に関心を高め、声をあげ、政治に参加していくことが大切なことだと思います。
皆さん、週末は大寒波が来ると聞いていますが、是非とも大切な一票に思いを込めて、投票に行きましょう!そして、市民の皆さんの力で、この緑豊かな四條畷をより良くして参りましょう!
※市長選挙の応援を通じて、地元四條畷のことをより深く知る機会に恵まれています。引き続き、もっともっと勉強させて頂きます。