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【全ての因は我にあり】
2017/07/11
自分に降りかかる大抵のことは、自分自身にその原因がある。人は誰しも他人のせいにしたいものだが、逆に「全部自分が原因なんだ!」と考えれば、単純に自分が変わればうまくいく。周りを変えたいなら、まず自分を変えれば良い。そうすれば、頭がスッキリして気が楽になる。
組織マネジメントをしていて思うのは、チーム内でミスが増えたり、悪いことが起こるのは、多くは自分自身が散漫になっているとき。
部下がミスしたら、その部下を一方的に責めるのでなく、自分の確認不足や指導不足の方を反省するようにする。
部下の理解度が悪いときは、「あいつはそんなこともわからないのか」と上から目線で言う前に、「自分はそんなことすら、わかりやすく伝えることができてなかったのか」と、自分の指導力の無さを反省するようにする。
自分の意図に反して相手から反発があるときは、相手を云々を言う前に、自分の気配り不足を反省するようにする。
悪いことがあれば、自分へのアラートだと捉える。本当に諦めるのは、トコトンやってから。
悪い人ばかりが寄ってくるときは、大抵自分が悪いことばかり考えているとき。相手を利用しようとすれば、相手も自分を利用しようとするもの。自分が心を開かなければ、相手も心は開かない。利での付き合いは、利が薄くなると切れる。
ピーター・ドラッカーは、「現代の経営」の中でマネジメントにおける「真摯さ」について語っているが、経営も政治もそして人間関係も、何事もまずは自分に問題を戻して原因と考える「真摯さ」が必要なんだろうと思う。
林先生のFB投稿・メルマガを読んで、そんなことをとりとめもなく考えながら、明日に備えて寝ます。
何事も自分から。明日も頑張ります!
(以下、「林英臣の元氣メール第1013号」より引用)
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全ての因は我にありというが、翻弄されて判断ミスを犯す元は、その人(自分)自身にあるものだ。
好き嫌いの激しい人は、好きなほうにしか耳を傾けない。金が欲しい人は、儲け話にコロッと騙される。
地位・名誉が好きな人は、それらに簡単に釣られる。臆病な人は、威圧であっけなく押さえ込まれる。
保身しか頭にない人は、安全なほうにずるずる引きずられる。組織等をまとめるのが面倒な人は、「任せてくれ」と言ってくる人に荒らされる。
そうやって自分が原因となり、判断がおかしくなってしまうのである。