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共産党と自民党と民進党が共闘する堺市長選挙の怪
2017/09/23
堺市長選挙、堺東駅でのマイク納め。そして明日が投開票。
来週、解散総選挙が確実とされる中、この堺市長選挙は忘れられないものになるだろう。
「維新 vs 自民&共産&民進&社民&日こ」という考えられない構図。
最終日の現職市長の街頭演説には、
・街宣車には自民党代議士が並び立ち、
・その同じ街宣車には隣で民進党の大阪府連会長が並んで応援演説し、
・駅前のビラ配りは共産党運動員が頑張っていて、
・動員された多くの聴衆(ほとんど共産党の活動家ぽい感じでしたが)がプラカードを持って盛り上がり、
・演説で言うことは、全員が低レベルな維新の批判ばかりで、
・おまけに、同日開催の府議補選でお互いに対戦相手でもある自民候補と民進共産候補が、街宣車の上に並んで挨拶するという、
想像するだけでもおかしな光景を目の当たりにしました。
自民党の良識ある先生方は、どう思われているのでしょうか。
しかし、共産党は〝自主支援〟どころか、終盤戦はとてつもない応援体制でした。
ポスターのほとんどは共産党広報板に貼りまくられ、共産党街宣車はポスター貼って走り回り、共産党事務所には現職候補のビラやポスターが準備されていて陣営事務所みたいだったし、運動員が大量に動員されて全駅を占拠したり、違法なデマのビラやポスターは配布するし、鳴り物で音は出しまくってるし公職選挙法違反だらけの壮絶さでした。しまいには暴力行為で逮捕者が出る始末のやりたい放題。聞きしにまさる凄さでした。
日本の大転換期を乗り越え、新しい時代を切り開くための第一歩は、「政治改革」にあるのではないでしょうか。パフォーマンスの政治や既得権益のがんじがらめを乗り越える本音の政治こそが必要なのだと確信します。
こんな滑稽な光景をみるのは、これを最後にしたいと思いました。
とにかく、あらゆる組織や団体をバックにつけた相手に、大阪維新の会は全力を出しきり、死に物狂いで戦いました。是非とも、大阪維新の会の市長候補「永藤ひでき」に、堺の未来を託していただきたいと思います。