今、我が国は転換期にあります。
世界は人口爆発が進む中、日本は先進諸国に先駆けて人口減少、少子高齢化の時代に突入しました。
戦後焼け跡からの復興、高度経済成長を経て、我が国は世界に冠たる豊かさを築き上げました。しかし、バブル崩壊後、
失われた20年を経て、私たちが生きる21世紀は、未来に不安を感じる社会心理が日本を覆ってしまっています。
国内を見れば、地方の衰退、経済の低迷、教育の荒廃、国家財政の危機、社会保障の不安、不安定化する安全保障、
エネルギー問題、そして一向に前に進まない政治。
世界に目を向ければ、世界経済は低迷し、同盟国であるアメリカは多くの社会病理を抱えて苦しみ、
中国は海洋覇権の意思を明確にし、イスラム諸国は混乱し、ヨーロッパはテロの恐怖に直面し、
貧困や格差問題は解決の糸口をつかめない。
戦後70年を経て、世界は物質的には豊かになったにもかかわらず、社会問題は
ますます増えたのではないでしょうか。
今こそ、新しい時代の豊かさとは何かを本気で考え、
心の豊かさを取り戻さなければなりません。
前向きで活気がある日本。
子供たちに夢と希望が溢れる日本。
将来世代に責任を持って引き継いでいける日本。
地方が活力を取り戻し、新しいイノベーションを起こせる日本。
国民の知恵を総動員して、世界に先駆けて新しい時代を切り開く日本。
世界の中で、我が国にしかできない役割を果たしていける、自立した日本。
そんな、素晴らしい日本を再生したい。
今こそ、日本の底力が試される時なのです。
いつの時代にも危機はあり、そこに立ち向かった先人達がいました。
今こそ、私たち現役世代が責任を持ち、それぞれの故郷や日本全体を
「我が事」と思って立ち上がり、国民の衆知を結集してこの難局を
乗り越えていかなければなりません。
世界に先駆けて転換期を迎えている日本には、大きな改革が必要です。
だからこそ、大きな「志と覚悟」を持った政治家が求められています。
この転換期を乗り越えて、新しい時代の豊かさを創り上げていく
「大改革」のために、私は、自分の人生のすべてを使いたいと志を立て、
覚悟を決めました。
私、藤田文武は、全力を尽くして、故郷大阪と日本の未来に
恩返ししていく所存でございます。
皆さまの、多大なるご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。