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【孫子の兵法:善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり】

2017/07/12

【孫子の兵法:善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり】

経営者をやっていると、勝負に勝つためにはどうしたらよいかということを日々考えます。勝負の規模が大きくなればなるほど、仮に大負けすれば、自分はもとより家族や従業員も吹っ飛んでしまいます。
そうした厳しい環境の中で鍛えられ、研ぎ澄まされていく勝負勘というものを大切にしたいと思っているのですが、やはりそこで心の拠り所になるのは「古の教え」です。

孫子の兵法に、
「古えの所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者の勝つや、奇勝無く、智名も無く、勇功も無し。」
という一説があります。私はこの一説が特に好きで、社内研修でも、外部で呼ばれる講演などでもよく使っています。

現代語訳をすると、
「昔から戦い上手といわれた人は、勝ちやすい機会をとらえて勝ったものだ。だから、その勝利は人目を引く勝ち方ではなく、智謀は目立たず、その武勇が称賛されることもない。」
という意味ですが、
一言で言うと、「勝つべくして勝つ」ということの真髄を説いているのだと思います。

このことは、身の回りに置き換えると結構よくあることで、例えば組織内において、ファインプレーや派手な勝利ばかりが賞賛されるような風土になっていると、みんな目立つプレーや大振りのホームランばかりを狙い始め、その結果として勝率は下がり、負けがかさむことになります。短期的に結果の出るわかりやすい目立つ仕事ばかりを皆んなが追いかけ、地味な仕事に目を向けなくなります。そうして、組織は崩壊に向かっていきます。

「勝つべくして勝つ」ことの真髄は、普段は誰も注目しないような地味な積み重ねや事前準備を、どれくらい徹底的にできるかという「先手準備」に尽きます。そして、そのような一見地味な積み重ねをちゃんと認め合い、賞賛しあえるような風土こそが、強い結束を生み、永続的発展がなせる組織を作ります。

こういう「古の教え」や「原理原則」みたいなものって、話に聞くと、そりゃそうやわな〜って思うんですが、実際にやろうと思うととても難しいことですし、できている人はほとんどいません。
地味なことを徹底的にやり続けるのって、ものすごいパワーのいることなんです。

私も20代の頃は、派手な結果やカッコイイ仕事に目を奪われがちだったと反省していますが、経営の現場に10年近くいて、いろいろ失敗や苦労も経験して、だいぶ肩の力が抜けてきました。

これからも、私の戦い方は、地味で地道なことの積み重ねです。しかしすべては「勝つべくして勝つ」ための積み重ねです。

以下、引用。
ーーーーーー
勝を見ること衆人の知る所に過ぎざるは、昔の善なる者に非ざるなり。
戦い勝ちて天下善なりと曰うは、善の善なる者に非ざるなり。
故に秋毫を挙ぐるは多力と為さず。
日月を見るは明目と為さず。
雷霆を聞くは聡耳と為さず。

古えの所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
故に善く戦う者の勝つや、奇勝無く、智名も無く、勇功も無し。
故に其の戦い勝ちてたがわず。たがわざる者は、其の勝を措く所、巳に敗るる者に勝てばなり。

故に善く戦う者は不敗の地に立ち、而して敵の敗を失わざるなり。
是の故に勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む。

(現代語訳)
一般の人々にも分かる勝利は最も優れた勝ち方ではない。天下の人々が称賛する勝利も最高に優れた勝ち方ではない。
細い毛を持ち上げても力持ちとは言えず、太陽や月が見えても目が鋭いとは言えず、雷が聞こえても耳がよいとは言えないのと同じことである。

昔から戦い上手といわれた人は、勝ちやすい機会をとらえて勝ったものだ。だから、その勝利は人目を引く勝ち方ではなく、智謀は目立たず、その武勇が称賛されることもない。
勝つのは間違いないが、それらはすべてすでに負けている敵に勝ったものである。

それゆえ、戦い上手な人は、味方を不敗の立場におきつつ、敵が負けるようになった機会を逃がさない。勝利する者は開戦前にまず勝利を得て戦争しようとするが、敗北する者は戦争を始めてから勝利を求めるものだ。

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