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【大阪都構想の住民投票、2度目の否決を受けて】

2020/11/03

こんにちは、衆議院議員の藤田文武です。

大阪維新の会の結党以来、政策の一丁目一番地として取り組んできた統治機構改革。その一点突破としての大阪都構想が、11月1日の住民投票で2度目の否決となりました。
まずは、賛成反対にかかわらず、投票に行ってくださった市民の皆様、応援してくださった多くのボランティアの皆様に心から感謝を申し上げます。

 

 

非常に専門的かつ幅広い領域を含む大阪都構想の制度案を、多くの市民の皆さんに理解してもらうことの難しさに日々悩みつつ、一人でも多くの市民の皆さんに賛同してもらいたい一心で活動してきました。
私は今でも、この大阪都構想は大阪を飛躍させていく大きな意義を持ち、素晴らしい制度設計だったと確信しています。だからこそ、心底悔しい。しかし、次に進むためにも頭を切り替え、この結果を真正面から受けいれ、そっと心の中にしまい、違う方法での大阪の発展を考えたいと思います。

そして、2度目の否決という民意を真摯に受け止めつつも、この結果を今後の大阪や日本の大改革にどう活かしていくかが、私たち住民投票に関わった政治家に課せられた使命であると思います。

敗戦後、「大阪都構想」は維新の会の“党是”だったのではないか?それが2度否定された今、維新の会の存在意義は?
といった趣旨のご質問をよく頂戴いたしますが、私の理解は少しニュアンスが違います。

東京一極集中を是正し、多極分散型の地方分権型国家を目指すこと。あくまでこれが上位概念です。
そのための一点突破としての“政策目標”が「大阪都構想」であり、それを実現するために、大阪において府会市会で議席を増やし、大阪府知事と大阪市長をはじめとする各級首長選挙にチャレンジするというのが大阪維新の会の“行動目標”だったわけです。

ですから、大阪都構想という“政策目標”を失った今、新たな政策目標や行動目標、政治的アジェンダ設定をしなおす必要があることは間違いありません。
まさに、東京一極集中の是正、多極分散型の地方分権型国家、道州制といった「統治機構改革」を始め、国政における日本維新の会のアジェンダ設定がますます重要になります。衆議院議員として国政に送っていただいている自分の役目を、改めて問い直しているところです。

大阪都構想を目指す過程において、橋下徹さん、松井一郎さん、吉村洋文さんという同じ政党、かつ力のあるリーダーが同時に誕生することで府と市が同じ方向性を向き、二重行政の解消を「バーチャル都構想」として進め、大阪の改革はすでに大きく進んできました。

G20や大阪万博の誘致の成功、これまで進まなかった広域インフラ整備の事業化(淀川左岸線、なにわ筋線)、府市が別々に行っていた機能の統合(信用保証協会、衛生研究所、産業技術研究所、産業局、港湾局、公立大学、公立高校など)、地下鉄の民営化などは、「大阪都構想」を目指していたからこそ大きく進んだプロジェクトの例です。

そして、成長戦略や大規模インフラといった広域行政だけでなく、今後は基礎自治機能(身近な住民サービスの向上)においても、児童相談所4つへ増設することや教育委員会の4ブロック化など、都構想議論によって進んだこともたくさんあります。275万人という巨大都市における基礎自治体機能のあり方は、更に進化していかなければなりません。

 

 

二重行政を解消し、大阪を更に発展させること。大阪の改革を日本の統治機構改革につなげていくこと。
この大目標を目指していくため、これまで積み重ねてきた大阪都構想の理念や設計思想を引き継ぎながら、今後は大阪都構想ではないどのような具体的な手法を用いていくか、我々の真価が問われると思います。

 

そして最後に。
敗戦直後の記者会見での松井一郎代表のお話をお聞きし、厳しさの中にも温かさが溢れる松井代表を信じてやってきて、本当に良かったと改めて思いました。
松井代表らしい引退表明については、私のような若輩がコメントをするのは憚れることですが、「吉村世代をはじめとする若手がこれからの維新を背負って頑張っていけ」という主旨の激励メッセージを重く受け止め、私自身も大阪や日本を背負っていける人材になれるよう、さらなる努力研鑽を続けたいと思います。

 

 

さて、今日はアメリカ大統領選挙の投開票が行われる日。
どちらが勝つかで日本にも影響が及ぶ大統領選挙の結果に注視しつつ、明日からの国会活動を全力で頑張ってまいります。

日本維新の会
衆議院議員 藤田文武

 

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