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日本再起。(新体制発足の決意表明)
2025/08/13
皆さま、日頃より日本維新の会へのご支援・ご協力を誠にありがとうございます。
昨日8月12日(火)、吉村洋文代表のもとでの新体制について、記者発表を行いました。
<新体制>
◾️代表:吉村洋文(50歳、大阪府知事)
◾️共同代表:藤田文武(44歳、衆議院議員3期)
◾️幹事長:中司宏(69歳、衆議院議員2期、元大阪府議会議員、元枚方市長)
◾️総務会長:高木かおり(52歳、参議院議員2期、元堺市議会議員)
◾️政調会長:斎藤アレックス(40歳、衆議院議員2期)
記者会見で吉村代表からも申し上げた通り、我が党は「公約実現」に徹底的にこだわり、そのために党内の一致結束を図ってまいります。私自身も、その先頭に立ち、誠心誠意職務を全うする決意です。
※記者会見はこちらからご覧いただけます。
「日本再起」に込めた思い
今回、共同代表(=国会議員団代表)の選出にあたり、国会議員団の代表選挙で掲げたスローガンが「日本再起」です。
この言葉には、日本を再び活力ある国へと甦らせるため、維新の会が先頭に立って改革を推し進めるという強い覚悟を込めました。
代表選挙に臨む中で、私は「維新をどう変えるか」という視点にとどまらず、自らが政治家を志した原点に立ち返り、「日本を再起させる」という大義を改めて掲げるに至りました。
私の維新との出会いは2012年。維新政治塾1期生として入塾し、大阪の改革のみならず、国政進出を目指す「維新八策」に深く感銘を受けました。短期的な小手先の政策ではなく、日本の中長期的な課題に構造面から切り込む維新の政策思想に強く共感したことを鮮明に覚えています。13年を経た今も、その政策思想は全く色褪せていません。加えて、維新が守り続けてきた政治姿勢――既得権に対する是々非々の姿勢、タブーなき改革、そして「有言実行」の信念――こそが、時代の転換期にある日本を変えられると確信しています。
三つの方向性と党再生
私は、党の進むべき方向性として次の三つを掲げます。
◾️政策実現政党 — 国民との約束を必ず実行する政党。
◾️改革保守政党 — 改革の精神を持ち、保守として日本の基盤を守り抜く政党。
◾️全国政党 — 地方から国政まで全国各地で信頼を得る政党。
これらを軸に、党を立て直し、真に国を動かす力を持つ政党へと成長させます。
政策と組織の強化
国会議員団が迅速かつ機動的に動ける体制を整えるため、政策立案機能を強化し、日本の将来に不可欠な課題を国会に上げていきます。また政調部門と国対部門の連携を密にし、スピード重視でアグレッシブな陣形を整えます。
参院選では「社会保障改革」を訴えました。他党が触れたがらないこの課題は、日本の持続性を左右する重要テーマです。短期的なバラマキや感情論に流されることなく、愚直に本質的な改革を訴え続けることが、維新の存在意義だと考えます。
具体的には、党内調査会を抜本的に改編・拡充し、安定的な皇位継承を実現するため皇室典範の改正を目指す「皇室制度調査会」、憲法9条改正と日米安全保障体制に関する党方針を確立する「憲法改正・安全保障調査会」、人口減少下でも持続的成長を可能にする経済モデルの構築を進める「経済成長戦略調査会」、年金・医療・介護・福祉全般の体系化を図る「社会保障改革調査会」などの既存調査会を強化してまいります。
さらに、新たに「外国人政策と人口戦略調査会」を立ち上げ、臨時国会までに網羅的かつ実効性の高い政策提言を取りまとめます。あわせて、首都機能分散や多極分散型経済圏の構築を視野に、副首都構想などの論点整理を進める「統治機構改革調査会」を新設し、日本社会の新たな形を提案してまいります。
広報と全国組織の立て直し
政策を実現するには、国民への伝達力が不可欠です。かつて広報が得意と言われた維新ですが、近年は他党に後れを取っています。特命チームを編成し、平時から効果的な情報発信を行うことはもちろん、広報戦略の転換を図ります。
さらに、全国の総支部立て直しに向け選対部局を強化し、私自身が全国を回って現場の声を直接伺い、全国政党としての信頼を築いていきます。
※国会議員団代表選挙の様子と、代表選出後の記者会見はこちらからご覧いただけます。
結びに
現在、維新は厳しい局面にあります。しかし、ピンチはチャンスです。原点に立ち返り、王道を歩み、政策実現に徹底的にこだわる。目先の利益に迎合せず、本当に必要な改革をやり抜く――その覚悟で挑んでまいります。
日本再起。そのために維新を再生させる。
引き続き、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
日本維新の会 共同代表
衆議院議員 藤田文武